串本のカセのグレ釣りにピッタリのウキは

串本のカセのグレ釣りにピッタリのウキは

海信です。

7月18日19日の釣行では、いい感じの潮が入ってない時間帯も結構あったので、頑張っても釣れそうにない時間帯で、ウキのテストなどを色々とやってみました。

「高感度」と言われるウキは色々とあるわけですが、状況、季節、天候、水温、地方地域、それにターゲットやそのサイズなどに合わせて、「高感度」もかなり異なってくるわけで、僕がホームグランドにしている「浅海奥」での高感度なウキは、一体どういうウキなんだろう・・・これを探す必要があるわけです。

今回は、1.5号のウキを5種類テストしてみました。

と言っても、時間的に「残存浮力」の具合くらいしか調べられませんでしたが、串本の湾内カセでグレを釣りたい・・・と思っている人は、ぜひ参考にして頂ければ・・・と思います。

image20.jpg
(左から、「ダイワのVEGA SLIM」、「遠投チヌ」、「風雲(激安ウキ)」、「真魚工房(海上釣堀用)」、「ハネ、すずき(エビ撒き釣り用)」で、号数は全て1.5号。購入は、全てフィッシングマックス泉大津店)

浅海奥のグレ釣りに求められるウキ

串本の湾内カセのグレ釣りは、ウキ釣りで釣る場合・・・

  • 平均的に狙うタナは9mから15mくらい
  • 号数は2号をメインにその前後
  • 縦の釣りを展開するので棒ウキを使用
  • ウキ釣りにしては水深が結構あるので、二枚潮対策が必要
  • 練りエサを使用するため、残存浮力がある程度必要
  • アオサを使用する場合は、残存浮力を殺す必要がある
  • 養殖生簀のロープがあるし、底は結構荒いので、根掛りで無くす事が多いので、安価である必要がある

ここいらの条件を満たしたウキを探さないといけないわけです。

(と言うわけで、結構難しい・・・笑)

「高感度」と言う点を重視すれば、チヌのフカセ釣り用のウキなどが良いと考えると思いますが、こういうウキは「高感度」って言っても、残存浮力が極力殺してあるだけのものが多かったりします。

こういうウキは、平均15mのタナで釣りをしてれば、底潮に変化があるだけで沈んでしまって、放置すれば、サッサと根掛りで海のゴミを増やすだけになってしまうことになるでしょう。

それに、この釣りは、ターゲットが「グレ」であって、「チヌ」ではありません。

潮が行かないポイントがメインになるチヌと違って、グレはある程度潮が走るようなポイントが近くに無いといけないし、そういう場所を釣るので、少し強めの引かれ潮などが、道具に圧を掛けてくることが多いです。

このため、ある程度の残存浮力を残してウキとオモリを選択しないといけません。

円錐ウキの使用も有力ですが、案外(タナまで)入ってない場合多く、ベテランや常連で使っている人はほとんど見かけません。

マキエのペレットの落下速度のことや、生簀の係留ロープなどで、スペースが限られているので、「ゆっくり沈めて落ち込みで食わせる・・・」って言うのも、マキエとの同調がはかれるわけでもないし、ゆっくり沈めるのも、単純にのろいだけ・・・になるだけとも思います。

まあ、何でもそうですが、頭でっかちは通用しません。実践で泥臭く回数をこなして、体で覚えるしか無いので、色々な種類のウキを試して、使えないものを選択肢から外していくことにしてます。(^_^)

さて、もう一度、テストしたウキを見ましょう。

image21.jpg
(価格は、激安ウキが280円とダントツで素晴らしい。ダイワと遠投チヌ、真魚工房は800円前後って感じでしょうか?エビ撒き釣り用のウキは520円とコストパフォーマンスは素晴らしいです)

ダイワのVEGA SLIM

残存浮力設定は、このウキは◎です。下の図は、ハリスが馴染む前の立ち方です。

image22.jpg
(ボディがキレイに水面下で、トップにも、やや浮力が残っているでしょうね。立ち方は言うこと無いです)

で、これが、ハリスが馴染んだ後の立ち方です。

image23.jpg
(トップの黄色部分が馴染む前と比較して、半分沈んでいます。バッチリですね)

重量も操作しやすい重量だし、このウキは言うこと無いです。

ただ、ダイワの道具って何でもそうですが、優等生過ぎて、どうも、使う気になれないと言うか、ちょっと、足りない所を、工夫とか世話してやるのが面白いとか思うんですけどね。

「イイんだけど、面白くない」ってのが、僕の思っている所です。

(ただ、本当に悪い所は、ナンもないので、好き嫌いだけの問題です。ダイワ製品は販路も大きいし、購入も楽だと思います。これから始める人には、このウキをオススメします)

遠投チヌ

ソリットトップに蛍光球と、「高感度の演出」が非常に良く出来たウキです。こういうウキは、残存浮力に問題があるウキが多いですが、このウキはどうでしょうか。これが、ハリスが馴染む前の立ち方です。

image24.jpg
(ボディで、1.5号のスイベル付きのオモリ+Bのガンダマ×2で、ピッタリしぶしぶです。トップがキレイに残ってます)

で、ハリスが馴染んだ後の画像がこれです。

image25.jpg
(ハリス部分に潮の圧が掛かって、トップが半分沈みました。この海域の釣りには、このウキはピッタリでしょう)

拡大画像も用意してます。これが、ハリスが馴染む前。

image26.jpg
(見やすいですね・・・)

ハリスが馴染んだ後がこれ

image27.jpg
(黄色の蛍光球が、非常に良く見えることが解ります。)

重量的にも「遠投チヌ」だけあって、操作もしやすいし、特に問題ないです。合格の花丸上げたいと思います。

激安ウキ

正直、このウキがピッタリであってくれたら、100本まとめて購入したいくらいです。

沈んでいるロープにタイトにウキ釣りで狙うのが「俺の釣り」なので、根掛りで無くすウキの量は、ハンパ無いです。280円だったら、かなり嬉しいです。が・・・

これがハリスが馴染む前の画像。

image28.jpg
(馴染んだ後にこの面だったら、もう、可愛くって仕方ないのに・・・)

馴染むとこうなります。

image29.jpg
(トップの3分の2は沈んでしまいます。トップは、2.5mmかしら?4mmに交換して、トップ自体に浮力を持たせれば使えるかも・・・)

さらに馴染むとこうなります。

image30.jpg
(ケミが装着できるように、トップの先端は取り外しが利くんですが、その部分まで沈没。これは潮が入ったら、アッサリと沈むでしょうね・・・)

拡大画像です。馴染む前。

image31.jpg
(馴染んでこの面なら、もう、280円だし、このウキに釣りを合わせる方向で組み立てますが・・・笑)

落としナマリ(1.5号のスイベル付きオモリ)が馴染んだ瞬間の画像。

image32.jpg
(取り外しが聞く部分だけでギリギリ残ってます)

完全に馴染んだ後はこうなります。

image33.jpg
(ちょいと、浮力殺しすぎです。ナマリを1号+3Bとかにしてみるのはあるかも・・・)

まあ、「よろしくないウキ」も使い手がどう使うか・・・などの問題もあるので、あえてボロクソは書きませんが、このウキは「手間が掛かる」と言うことで、僕は処理することにしました。(この手間が面白いっちゃ、面白いんですが・・・笑)

それと、この手の形状のウキは自重が無いものがほとんどで、遠投性などは無いものがほとんどです。なので、足の下部分にチューニングシンカーなどを用いて色々な調整をしますが、それをやるにも、もう少し浮力残って無いとやりづらいです。

このウキなら、0.8号にやりかえるのが良いかも・・・と感じてます。

真魚工房

海上釣堀のウキは有力と思います。

真鯛用とシマアジ用にピッタリのウキがあるはずですが、1.5号は真魚工房のウキをテストしてました。

これが馴染む前の画像

image34.jpg
(非常に美しいです。作りも手作り風で、このウキは高級感が表現されています)

馴染むとこうなります。

image35.jpg
(キレイに残してますね。トップも、ソリット+蛍光球で、非常に見やすいです)

拡大画像がこれ。馴染む前。

image36.jpg
(一番下は、ボディの先端の補修糸の部分ですが、このくらいの残存浮力が無いと、ハリスに打ったガンダマ分で残らないので、残存浮力はピッタリでしょう)

馴染んでこうなります。

image37.jpg
(パーフェクトですね。)

ただ、このウキの欠点をあえて上げるとしたら、「繊細すぎる」点でしょうか。

釣堀用のウキと言うことで、「潮を捉える」って所が抜けているように見えます。イイ潮が入ると、逆に使いづらいウキになると思います。

ただ、良いウキである事は間違いないです。外観もかっこいいし、この1.5号は、7mまでのウキ下の時は愛用したいと、僕は思ってます。(それ以上深いタナは、違うウキにした方が水の中は見やすいと思います)

エビ撒き釣り用のウキ

一本520円と価格は非常に嬉しいウキで、トップは4mmと見やすく、僕自身、エビ撒き釣り時代は、このモデルのウキを自作して釣りまくっていたこともあります。

見易さ、使いやすさ、残存浮力、価格、言うこと無いです。

これが、馴染む前です。

image38.jpg
(トップが4分の1だけ入ってます。これが馴染むとトップ中央の黒いラインの部分まで入ります)

馴染んだあと、こうなります。

image39.jpg
(4mmのトップは、トップ自体にも浮力あるので、これで、底潮が走らない限りは、キッチリ残るはずです。底潮が入ったら、ビタっと刺さった感じになる調整で、この釣りに、怖いくらいピッタリです)

これが拡大画像、馴染む前です。

image40.jpg
(この状態では、ふらついているんですが、落としナマリに潮が噛み付いて、ハリスが馴染むと、グッと引き締まります)

馴染んだと、こうなります。

image41.jpg
(もう、100点満点です。素晴らしい・・・)

ウキの重量も操作しやすい重量だし、価格も520円と安価なので、ロープにタイトに思い切った攻めも出来ます。このウキをメインに今後の浅海のグレ釣りは展開することにしました。

と言うわけで、採点はこうなりました。

image42.jpg
(ダイワ、△にしてますが、○でも良いです。と言うか、○も△も×も◎にするのは、自分の腕前でしょう。。。)

道具はあくまで「道具」であって、腕の延長であることも強調しておきます。

工夫や修繕で、思うように用いるのも腕前なので、エビ撒き釣り用のウキ以外のものも、大事に上手に使おうと思います。

しかし、写真に撮ってみると、やっぱりダイワのウキは、よく出来ていると思います。

このウキは、2号も3号もあるので、これがメインでも、全然OKなんですが・・・

ナンデかしら、あまり好きになれないです。。。(^_^;)

注目のフィッシングDVD!

エビ撒き釣り初心者養成講座

年間1トン超の実績は。超攻撃型のエビ撒き釣りから生まれた!ひみつを見たい人はクリック!

エビ撒き釣り初心者養成講座

広告

タグ

2014年7月21日

カテゴリー:釣り具の話