浅海のグレ釣りパターン研究9・磯竿+両軸リールのグレ釣り

浅海のグレ釣りパターン研究9・磯竿+両軸リールのグレ釣り

11月17日、18日の二日間で、先週に引き続き、串本大島の大島フィッシングにグレを狙って釣行してきました。

この釣行では、二日目が雨と言う事で、非常にタフな釣りになりましたが、初日に12枚、二日目に8枚(放流サイズは多数)と、一応何とか形にすることは出来ました。

今回の釣りでは、前回の釣りで偶然に手ごたえを感じた一つの釣り方がありましたが、それの再確認が思惑にあって、何とか結果が出せたのが収穫でした。(追記で詳述します)

いやしかし、いくら温暖な南紀とは言え、冬の雨はつらかったです。午前中は土砂降りに近い時間帯もあったし、潮は逆だし、トイレの中で1時間近く寝てました。(あの状況で、頑張って竿振れるほど、若くないです・・・笑)

しかし、浅海のグレは、なぜか土砂降りになるタイミングで良型の時合いになることが多いです。理由は謎ですが・・・

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(最大サイズは、45㎝ってところでしょう。今回は、小型を極力避けるために、8号から9号の針をメインに使いましたが、それでも足の裏サイズ(約28㎝)にかなり邪魔をされました。先週から比較すると、食いはかなり渋かったので、状況に合わせて小針なんか使うと、てんてこ舞いだったでしょうね・・・)

磯竿+両軸リールのグレ釣り

浅海のグレ釣りは、一般的なパターンの釣りでは、ズボ釣りか棒ウキを使ったウキ釣りのいずれかですが、僕の場合は、1号負荷の円錐ウキを使って、いわゆる「ウキフカセ」での釣りと1.5号のウキを使ったウキ釣りをメインで展開しています。

構え方は、こんな感じです。

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(今回は、フカセタイプに1.5号の磯竿。これに装着したLBリールには3号のフロート系のラインを入れました。両軸をセットしている竿は1号で、ラインは波止釣り用のナイトンラインの3号を使用しました)

まず、フカセタイプのロッドですが、1.5号と口太狙いにしては、かなりゴツいロッドを構えました。

これには理由があって、右側のロッド(写真ではズボでロッドキーパーにセットしているロッド)とカセを付けているロープの間の狭い場所を釣ることになるので、「強めのロッドで、ある程度、強引なやり取りが有効ではないか?」と考えて、あえて口太い狙いではオーバースペックになる1.5号のロッドを選択してみました。

(ちなみに、この最近の磯竿は、非常に反発力があるので、口太狙いでは1号で十分です。2キロオーバーでも、十分に勝負できます。)

写真では右側の黒い方のロッドは、ズボ釣りにセットしてますが、これは実は、棒ウキ仕掛けをセットしていて、ウキを外した状態で、ズボ釣りでセットしています。

円錐ウキの仕掛けと棒ウキの仕掛けを両方出した場合、一方の道具にアタリが集中することがよくあります。フカセにばっかり当たったり、棒ウキにばっかり当たったりすることが、非常に頻繁に起こります。

これが何故だか、実はよく解らないんですが、このポイントで1000枚釣ってきた経験則から「フカセ有利」「ウキ有利」の二つのパターンがあることを、僕は知っています。

なので、円錐ウキをセットした道具と棒ウキをセットした道具を両方構えるわけですが、潮が苗我島方向に流れると、写真中央のロープの方向に両方のウキが流れていって、非常に釣りづらいし、トラブルも起こりやすい状況に陥ります。

写真前方の波止方向に素直に流れる潮では、両方のウキは、奇麗に波止方向に流れるので、この潮の時は、普通にフカセ釣りとウキ釣りの両方を出して流せますが、苗我島方向に流れ出すと、棒ウキを外して、ズボ釣りに切り替えた方が両方の竿をさばき易くなるわけですね。

苗我島方向の潮は頻繁に流れるし、これに対処するために、これまでは、ズボ用の海上釣り堀のロッドなども持ち込んでいました。

釣り堀用のロッドは、3mから3.8mなので、カセの上では取り回しも良いし、最近の釣り堀用のロッドは、穂先も繊細なので、浅海のグレのズボ釣りには最適とも考えています。

さらに僕の場合は、メインのサシエがアオサなので、グレが当たっても、一発で食い込んでくることはほとんどありません。シッカリと食わせるために、ズボ釣りなら送りこむ必要があるし、棒ウキの抵抗よりも少ない抵抗の円錐ウキをメインで使うのも、これが理由です。

なので、磯竿のようなソリット系の穂先は跳ね返りが強いので、あまり好んでズボ釣りには使用しませんでした。

しかしながら、1号の磯竿に1.5号のオモリでズボ釣りをやると、下図のように、穂先はお辞儀します。

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(ズボの穂先部分を拡大してます)

この写真は、撮影するために、後ろに下がったので、穂先の先端から海面まで少し距離がありますが、ロッドのすぐ後ろに移動すると、僕の体重の分だけカセが傾きます。こうなると、穂先の先端は、海面すれすれから、少し水に浸かっている状態でアタリを待つことができます。

この状態で魚が当たると、穂先(1番)は、全て水の中に浸かります。穂先が水に浸かった状態(前アタリ)で、グレが一旦サシエを放しても、穂先の跳ね返りには水の抵抗が邪魔をするので、パンと跳ね返ることが無いわけです。これで、次の本アタリの食い込みが非常に良くなります。

また、底潮の向きをシッカリと確認したいときなどは、アームを起こして、竿の角度を調整して、穂先の先端から水面までの距離を取れば、キチっと底潮の向きや強さを認識することができます。

ウキ釣りとズボ釣りを一本のロッドでタイミングを見ながら使い分けることで、素早く状況に適応した展開が可能になることに気づきました。

こんなん、少し考えれば解りそうなことですが、4年目でやっと気づきました。笑(目からウロコでした。。。)

さらに、ロッドキーパーも、グレ釣り用に使用している「ライトホルダー(ダイワ)」は使用せずに、大物用に準備している「パワーホルダー」を利用しました。

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強度的には、ライトホルダーでお釣りがくるくらいですが、ライトホルダーでは、首振りの角度が足りないわけです。

具体的には、ライトホルダーでは、片側25度の角度しか首は振りませんが、パワーホルダーであれば90度まで首を振るし、ライトホルダーでは、首振り台袋ネジを緩める締めるで調整するところを、パワーホルダーであれば「ネジを緩める締める」の動作が無く、レバーを引くだけで、首振り角度の調整が一発です。

要するに、パワーホルダーの方が機能的に浅海のグレ釣りにはむいているわけです。

まあ、写真を見ている限りでは、スピニングリールでもやれそうです。

このロッドキーパーをスピニングで使うとなると、万力を絞め込むネジ部分が邪魔になって使いづらいですが、首振り角度を45度程度でやれば、リールがロッドの下に付いていてもやれそうです。これは次回の釣りで試してみます。

いやしかし、3年も4年も通っても、1000枚釣っても、まだまだ工夫の余地はたくさんありますが、今期は、グレ釣りから離れていたので、思考がリセットされていて、1枚のグレを釣っても、その一枚に対する充実感もあれば、「どうして、これに気づかなかった」なんて気づきのようなものも感じます。

ちょっと、グレ釣りが楽しくなってきたかも・・・笑

浅海のアイゴ

僕のフェイスブックアカウントでは、釣り関連のお友達も多いですが、磯釣りがメインのお友達も多いです。彼らも上物をやっていれば、アイゴを釣ることが頻繁にあるでしょう。

アイゴと言う魚はご存知の通り、ヒレに毒のある「毒魚」で、海藻を好んで食すせいか、捌くときに内臓を潰してさばいてしまうと、アンモニア臭がします。

なので、フェイスブックのお友達の多くは、「アイゴは臭いモノ」と思っている人が多いし、僕が「美味しいですよ」と言っても、中々信じてもらえないようです。

ホントに美味しいので、ちょっと、アイゴについて書いておきますね。(^_^)

こういう、磯臭い魚って、内臓と血、それに、身と皮の間の脂が臭ったりしますが、血抜き処理をキチっとやることで、血の臭みを抑え、氷でキチっと絞めて持ち帰ることで、身と皮の間の脂の臭みを抑えることが出来るし、内臓を潰さないでキチっとさばくことで、内臓の臭みをなくすことも出来ます。

要するに、「臭い」と思っている人の多くは、処理が下手か、処理の仕方を知らないんだと思います。

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(脳を絞めて、エラを切って血抜きしたアイゴとグレ。神経締めも出来ますが、この個体は、神経締めはしませんでした)

まあ、浅海で釣れるアイゴって、良型から大型が多いのと、太っていてコンディションが抜群な個体が多いので、磯臭さがほとんどないのが特徴です。

磯釣りでも、この時期(秋口)には、アイゴはよく釣れますが、太っているものはお刺身で食すと、ビックリの美味しさです。腹身も全然臭くありません。

磯釣りならイチオシは、寒の時期のアイゴですが、浅海のアイゴなら、この時期のアイゴでも、全然OKです。

実際、今回のアイゴは、刺身にして仕事仲間を頂きましたが、ワサビ醤油でも酢味噌でも、両方とも絶品でした。(^_^)

次回は、ブリ釣りとグレ釣りの二本立ての予定。

大きなアイゴのオマケも欲しいです。笑

次回も頑張ります。

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2017年11月22日

カテゴリー:カセ釣り釣行レポート