串本の湾内カセのグレ・パターン研究4

串本の湾内カセのグレ・パターン研究4

海信です。

6月23日、24日の日程で串本の湾内カセのグレ釣りにまたまた行ってきました。

今回二日間の釣りでは、特徴的だったのは、「小鯖のエサトリ」です。猛烈な数がいました。(もう、10億匹と言いたい・・・笑)

ただ、小鯖のエサトリが大量に湧いてしまったことで、また、浅海のグレ釣りにおいて「非常に重要なこと」にも気づけたと思います。これは後述します。

さて、釣果のほうは、23日が47cmを頭に11枚、24日が49cmを頭に12枚と、両日ともコンスタントに釣れました。

釣果だけ見ていれば上出来に見えますが、特に24日はバラシが4回もあり、もう少し釣りが上手なら20枚は出せていたはずで、情けない気持ちの方が強いです。

最長寸が49cmって言うのが、また・・・(^_^;)

100枚釣っても49cmは49cmですが、50cmなら1枚釣っただけで「50cmのグレ」なんですけどね。

差は、たった1cmなのに・・・

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(ど真ん中のアジが美しい・・・笑)

小鯖が大量発生

現在、浅海奥の海域はグレが非常にたくさん付いていると思います。潮が入ったタイミングでは、そこらじゅうのカセでアタリが出てます。

河田フィッシングのカセで竿が曲がっている・・・と見えれば、僕のウキがスコーンと入るし、僕のズボフカセのエサが取られたと思ったら、後ろのカセで竿がズコーンと入る!こんな状況です。

これだけのグレの大量発生ですが、それ以上に猛烈なのがサバ(小鯖)。

23日、24日の両日とも、朝一番にペレットをマキエしたら、水面下5mまでで一粒残らず食い尽くされるような状況でした。「こんな状況で、グレを寄せることが出来るのか・・・?」

ここまでの小鯖のエサトリは、浅海では初体験です。

磯釣りなら、めげずにマキエをしていると、潮が変わったタイミングとかで、良型魚が動き出すと、小鯖も飛ぶんですが、「浅海のグレも同じだろう・・・」とは感覚的に思ってましたが、朝一番は、かなりつらかったです。(笑)

さて、サシエはアオサを使えばタナまで入るには入りました。

マキエのペレットで狙うタナの活性を上げて、アオサでグレだけを抜くのが僕の基本的な作戦ですが、それも、狙いのタナまでで全てのマキエを小鯖に食い尽くされた日にゃ、お手上げでした。

初日の開始1時間程度で完璧にお手上げ状態に陥りました。「どうする・・・?」

そこで、胴付き仕掛けで使用するナイロンのマキエカゴを使ってみることにしました。

ズボフカセのオモリ部分にナイロンカゴをつけて、それにペレットを入れて底でしゃくってみることにしました。中々思うように、ペレットはカゴから抜けてくれないので、ちょっと困りましたが・・・笑

この仕掛けで、道具を入れてみると、ズボフカセのサシエのアオサが取られるようになってきました。直感的に、時合いが近いこととグレがそばにいると見えました。

タナを合わせて、ウキ釣りの道具を直ぐそばに入れると、これも、前アタリが出て、サシエだけ取られます。「くさい・・・」と見て、カゴのマキエの打ち返しの頻度を上げることにしました。

すると、直ぐに、アタリが来ました。(^_^)

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(この画像は、3枚目のグレです、連発とまでは行かないでも、頻繁にアタリが来るようになりました)

僕のカセは、この日潮が変わる9時過ぎからラッシュがあって、パラパラと釣れましたが、隣のカセでは、午後からラッシュがあって、僕が11枚、隣が8枚と、この日の大島フィッシングのグレ釣りは好調でした。

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さて、小鯖対策ですが、「マキエカゴの使用」が非常に効果が高いことが解りました。

小鯖の群れは、かなりの大きさだったですが、底までびっしりって事はありません。

ペレットのサシエは、そのまま入れると、水面下5mまでほとんど全滅にされますが、マグネットカゴでサシエをガードして、タナまで入れてカゴから放つと、底ではペレットのサシエにアタックしてくるエサトリは少なかったです。

これは、底でグレが活発なことを意味するし、本来であれば、ペレットのマキエが上から降ってくるから、それに釣られてタナも上がってくるわけで、この日は、小鯖が上でマキエを食い尽くすので、グレの活性をマキエで操作することができなかったという状況であったとも思いました。

浅海のグレは、釣り上げて料理する歳に腹を割りますが、ペレットが胃袋から出てくる事はほとんどありません。出てくるのは、ほとんどアオサノリで、この事実から僕は、浅海のグレ釣りはペレットのにおいで誘って、主食になっているアオサを食わせる釣りが成立していると思ってます。

もう一つ、ペレットのマキエはにおいは強烈ですが、形状的にはタブレットだし、カラーも茶色で、視覚的には魚の興味をそそることが無いと思ってました。それゆえに、ペレットの効果をより強くするためには「落下を演出する必要がある」と思ってました。

落とし込みのチヌ釣りなどは、エサを自然に近い形で落下させることで、魚は上から落ちてくるものに興味を示しやすいので、成立しているわけです。同じように、ペレットのマキエも、「落下の演出がキモ」とばかり思っていたわけです。

小鯖の大量のエサトリのおかげで、「ペレットの落下の演出」は完璧に無理でした。この日は、マキエカゴに入れたマキエのペレットで魚を寄せる事はできましたが、このマキエに「落下の演出は無かった」わけで、においだけで十分に寄せれることが明白になったわけです。

ここで、気づいたのは、ズボフカセのベテランや、現地在住でご当地釣法でバンバングレを抜く連中と、僕との魚の寄せ方の違い、考え方の違いで、ハッキリと、「僕が間違っていた・・・」と目が覚めました。

僕はペレットのことを良く解ってなかった。で、このエサのことが良く解っている連中は、いい仕事をしているし、出来るってことが、本当に良く解ったというか、目からウロコが落ちました。

この日わかったことを、どうやって、「俺の釣り」にしていくか・・・

帰りにマックスに寄って、必要な道具は仕入れてきました。次回から早速試してみます。(^_^)

24日はバラシが4回

前日よりも、小鯖の勢力が増していた24日は、もう、朝一番は1m50cmまでで、マキエを全て食い尽くすような勢いでした。

この日は開始直後から、ナイロンのマキエカゴをズボフカセの道具にセットして、とにかく、底撒きメインでマキエをして、ポイント作りを試みました。

10時ごろが潮変わりなので、このくらいの時間からアタリが出るだろう・・・と思ってましたが、10時前から、思ったとおりアタリが出るようになって来ました。

ズボの道具は、カゴが付いているので、グレはさすがに食わせづらいかな・・・と思ってましたが、潮が入ったら、カゴが付いても、お構いなしに、ズカーンと穂先が舞い込みました。(笑)

しかし、底一杯を狙っていたので、ハリスが瀬に当たって切られるわけです。通常のマキエのシステムなら、ほとんど、この釣りの流れで切られることはありません。バラシがイヤだから、ハリスも最低でも3号を掛けているし、食い出せば4号で僕は食わせてます。口太狙いでは、異常な太さと言っても良い号数です。

しかし、これが簡単に切られるわけです。1回だけなら「たまたま瀬に当たった・・・」と思いますが、ズボでは、3回やられました。

この事実の意味する事として、「マキエを底一辺倒に利かせると、瀬に近い所から、グレを離すことが出来ないのでは・・・」と感じました。

サシエを食ったら、その勢いで直ぐに岩の割れ目などに持ち込まれるかも?

ここ事実からも、ペレットの集魚力の高さと、「このマキエを上手にさばくことで、グレ一枚腕を上げることができる」とも悟りました。

この二日間で、とにかく気がついたのは、「ペレット」と言うエサのことです。もっと詳しくならないと、この釣りでの名手にはなれないとも感じました。

大阪湾のエビ撒き釣りに熱を上げていた時も、シラサエビのことが解るまで、相当に時間もお金も掛かりましたが、ペレットって豆粒も、中々奥が深いです。

まあ、それゆえに、釣りは面白いんですが。。。笑

スカリに23枚のグレ・・・

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(20キロくらいあります。引っ張り上げるときに、網は大丈夫と思いましたが、腰がヤバかったです。。。)

出したら、こんな感じ・・・

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この二日間の潮なら、一日でこのくらい釣らないと・・・

来週、また、やり直しに行ってきます。(^_^)

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2014年6月25日

カテゴリー:カセ釣り釣行レポート