口太グレと尾長グレ

口太グレと尾長グレ

海信です。

先日の釣行では、コッパですが口太と尾長の数釣りが出来ました。写真もナンボか取れたし、「そうや!口太グレと尾長グレの違いが良く変わらない人のために1ページを作るネタにしよう!」なんて思いつきました。

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(これは尾長グレ!黒いエラブタと切れ込んだ尾びれが特徴です)

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(これは口太グレ!一般的に「グレ釣り」のターゲットはこちらです)

まずは違う点をピックアップ

ちょうど同じくらいサイズ釣れたので、比較しやすいです。(^◇^)

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エラブタとシッポの比較ですが、上が尾長グレ、下が口太グレです。

一般的に「グレ」と呼ばれる魚は、関西では「口太グレ」、関東では「メジナ」(口太メジナ)、九州では「クロ」なんて呼ばれます。

波止釣りなどで一般的に釣れるグレもほとんどがこの「口太グレ」です。岩のスキマやテトラポットのスキマなどに好んで生息してます。

ただ、基本的に低水温には弱く、あまり北日本とかで釣れるという話は聞きません。関東以南で九州は鹿児島くらいまでの磯や波止などで釣れると思っていただいて良いと思います。

(これは、温暖化の影響で、北限がドンドン上がっていってますが・・・)

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次に、尾長グレですが、僕の記憶が正しければ、尾長グレの名付け親は週間釣りサンデーの創始者の小西和人さん(故人)だと思います。

口太グレに比べて、切れ込んだ尾びれが特徴で、この尾びれのため、良型から大型になると、口太とはまったく別世界の強烈な引き味を見せてくれます。

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大型になるのも、尾長グレの方が大きくなります。日本記録は83cmを超える物が九州の船釣りで確認されていて、60cm(3キロ)を超える物はグレ釣りアングラーの一番釣りたいターゲットランキング、ぶっちぎりの1位と言っても良いでしょう。

違いは、ウロコの大きさ、エラブタの黒い縁取りのあるなし、それに尾びれの形です。横に並んでいる画像は、上が尾長、下が口太です。慣れると、一目見ただけで見分けが付きます。コッパでは尾長の子も良く釣れるので、これからの時期は、口太ととの比較も容易に出来る時期だと思います。

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アタリの出方も、尾長と口太では、特徴的に違うものがあります。

まず、尾長グレは、水平的にエサをとるし、切れ込んだ尾びれを持っているため、遊泳力があるし、泳ぐスピードも速いです。

対して、口太は、俗称で「穴グレ」なんて呼ばれるくらいで、岩のスキマや穴からエサを目掛けて出てきては、直ぐに巣穴に帰ろうとします。巣穴付近にサシエも持って行けば、居食いのようなアタリも出すし、深く狙いすぎると、結構辛気臭い釣りになったりもします。

要は、尾長は当たったら、ドカーン!って感じに対して、口太は、スパーンって感じとか、ジワっと当たるって感じなど、バリエーションに飛びます。

両方とも、色々な意味で、マニアックと思います。(笑)

新事実か?研究用のネタ

先日の古座では、コッパが良くあたってきたわけですが、瀬島で釣りをしていたし、たまりがあるので、放流分は、このたまりに放り込んで、どのように動くのかをジッと見てました。

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(12月瀬島に上がったときの画像です。ロッドケースの直ぐ後ろにある水溜りにグレを放り込んでました)

この日は、早朝よりコッパグレは釣れ始めました。際に仕掛けが入れば直ぐに食ってくるような状況でしたが、朝一番は、際の浅いところでは食いが悪く、おおよそで1本(3ヒロ半)くらいまで深く取るとアタリが出ていた。こう言う状況でした。

これで、弁当船が来る時間(11時ごろ)から、13時ごろまで、マキエに釣られてグレが浮いた状態になって、1ヒロ半くらいのウキ下で、際べったりに仕掛けが馴染むとアタリが出た。

こう言う状況だったわけです。

では、下の画像を見てください。

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たまりの最深部(深さ約1m)には、バケツくらいの穴があって、その中にグレが寄り添うようにしているのが解ると思います。

拡大画像が以下

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カラダに斑点が出ているのは、擬態が始まっているのでしょうか?ストレスからかも知れませんが、自然と環境に馴染もうとしていることが見て取れます。

このグレですが、弁当を食った直後くらいから、何処かに行って、一匹も見当たらなくなりました。

「あら?もう逃げた?」

満潮と多少のうねりが伴えば、このたまりは、直ぐに海と一体化するようなたまりです。(だから、ここに放り込んでも、いずれ広い場所に帰る事になります)

この日はうねりもあったので、何回かたまりまで水が来たのかな?なんて思ってたんですが、昼過ぎにまた釣れ出した木っ端を放り込むと、際のスキマに擬態を伴って引っ付いたグレを確認する事が出来ました。

この話を船頭にすると、「日が高くなって、より隠れやすい壁側に行ったのではないか・・・」とのこと。確かに状況から判断すると、全くその通りだと思いました。

日が東にあるうちは、底の穴の中にいて・・・
日が上がってしまったら、壁の隙間に引っ付いた!

通常、朝一番って、ベタ際からやる場合が多いですが、この狙いはこの狙いでハズレとは思いませんが、もしかしたら、際の底から狙っていく方がイイのかしら?

朝一番の仕掛け入れって結構いい加減な場合が多いです。「寒グレやから、大体3ヒロくらいやろ・・・」こう言う感じ・・・

これで、サシエの残り具合や掛かってくるエサトリの種類など、海側から得られる状況を加味して、狙いを絞っていくわけじゃないですか?

もしかして、最初の一投目から10分、20分程度は、底を狙ってみるのも面白いのかしら?

で、日が昇って釣れなくなったら、ベタ際の浅い場所とか、エサ取りがハンパじゃなくいる場所も何らかの方法でアプローチしてみるのも有りかも?

今回、写真に残したから、これを思いましたが、考えてみれば、瀬島で釣りをすると、大体、持ち帰らない魚は、このたまりに入れて観察して楽しんでいるわけですが、よくよく思い出してみると、帰る頃には、ほとんど、魚の確認が出来てないことが多いなぁ・・・なんて、思い出しました。

てっきり「逃げた」と思ってましたが、壁に引っ付いていたんだわ・・・

ナンか、ヒントがあるような気がしたので、記事にして見ました。ぜひとも、参考にして見て下さいね。

ちなみに、これは、口太グレも尾長グレもイズスミなんかも同じような行動をします。次はサンノジなんかも入れてみます。。。

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2011年4月27日

カテゴリー:磯釣り