エイのヒットから学ぶ、ロッドワークのキモ

エイのヒットから学ぶ、ロッドワークのキモ

海信です。

8月27日は、磯(古座)で上物の予定を入れてましたが、台風の影響で波が高く中止になりました。

この日は、釣友の佐々木氏の希望で南紀の磯釣りを予定していたわけですが、あいにくの中止で、岸和田一文字でお茶濁しでもやろうか?なんて思ってました。

台風とか大雨とか、僕は結構慣れっこですが(僕は雨男で時化男です・・・笑)、佐々木氏はせっかくの休日だし、なんかイイ手は無いか?と必死のパッチで考えて、「おお・・・こういう困った時はJBに聞いてみるべし」で、「なんかエエ手ないか?」ってJBに電話したら、「南紀でエビ撒き釣りやったらよろしいやん」と変わったことを提言されました。

JBの経験では、漁港の波止でグレの入れ食いとかやったことあると言うし、「面白そうやし、行ってみよう」で、マックスでたっぷりと活きエビを購入して、3時に大阪を出発しました。

結果は、散々でしたが・・・(^_^;)
(いや、参った・・・、僕はジャミしか当たらんし・・・)

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(「今日は小物釣りなので・・・」なんて言ってたんですが、佐々木氏の仕掛けにエイがヒット!「せっかくなので取り込みまでやりましょう」で、近くでアジ釣りをしていた少年と記念撮影・・・笑)

「大物を取り込むための準備」とは?

この日は、南部の釣太郎の前の波止でナンか適当に釣ろうと思っていたのですが、南部に着いたのは4時前で、辺りは真っ暗で何処に車を止めてよいかも解らないし、せっかく、南紀まで来たけど、明るくなるまで釣りは難しいと判断したので、「せっかくだし、もうチョット南下しましょうか?」で、結局椿漁港まで足を伸ばしました。

椿の磯には、僕も昔行った事があるので、波止がある事は知っていたし(渡船の船着の場所を知っていたってことです)、白浜から椿周辺の地磯に行く手もありましたが、台風が接近している事は解っているので、そういう日に地磯に行くほど、僕はバカでもないつもりなので、とにかく、安全第一で色々と考えました。

で、ちょうど椿で夜が明けてきたので、「ここで、エエヤン・・・」でポイントを色々と探して見ました。

波止は、2本出ていて、外側の波止の外向きにあるテトラは、やればグレとか釣れそうな雰囲気もありましたが、足場的に非常に厳しい物があるので、オッサンの僕はNGです。(笑)

佐々木君は若いので、そういう場所に少しは行ってもいいんですが、まあ、テトラでハマると結構厳しいし、「持ってきたエサがシラサエビなので、足場の良い内側とか攻めれば良い」という事を提言して、結局、川筋にある内側の堤防の突端に陣取りました。

朝一番は、僕の仕掛けにフグが来たくらいで、何も音沙汰が無かったんですが、6時を回って、佐々木君のウキが一気に消しこまれました。

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(ロッドは「バトルゲーム ハネスペシャル I-53」7、8キロはありそうなエイ相手でも、ロッドの弾力で浮かしてきます。イイ竿ですね・・・)

佐々木君のエイは、当たってすぐに「エイだろうと」は解りましたが、本人も「せっかくなんで取り込みまでやります」とのこと・・・

夏の釣りってこういう、得体の知れないやつが高確率で当たるわけだし、エイなんてロッドのポテンシャルの調査とか、取り込みの練習にはもってこいの相手だし、僕も自分の仕掛けを回収して、しばらくは、横で佐々木君のやり取りを見てました。

結局15分くらい掛かったので、本人はバテてしまったんですが(そりゃ、バテます・・・笑)、エイのように、スピードが無く、デカくて突っ走るヤツは、大物を取り込む際のキモを知る上でとても重要な経験を積めるんですね。

せっかくなので、これを解説しました。

相手がエイに限らず、どのようなターゲットでも、掛かった魚は、頭の向いている方向にしか、進むことができません。で、頭の向きと逆に引っ張ると、強烈な引きを感じるんですが、頭の向きにロッドを倒しながら思いっきりタメを入れると、案外すーとよってくるんですね。

佐々木氏は元々筏のチヌ釣りの人なので、こういう磯竿を使ったやり取りのキモを知りません。「どっちかにロッドを倒しみれば・・・」なんて、横から声を掛けましたが、とにかく、ごつい相手なので、タメてるだけで精一杯です。(さすがに聞こえないでしょう・・・笑)

息が上がってきて、「腕が限界」って所まで頑張ってもらって、それから、「こうして、あーして」で助言して、無事取り込みまでできました。(チョット、意地悪かも・・・笑)

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(タモに入れて、引き釣り上げようとしましたが、タモの柄の1番がヤバい感じがしたので、近くのテトラから下まで降りて、枠を掴んで引き釣り上げました。推定で7、8キロはあると思います)

この、「魚の頭が向いている方向にロッドを倒す」って言うのは、ある程度慣れが出てきたら、やり取りの最中に結構考えるようになります。

もちろん、究極にデカイヤツが当たると、頭の向きを考える余裕も無いんですが、上物で取り込める相手なら、大体、これを考えながらやり取りをすると、取り込み率は格段に上がります。

このエイは、スレではなく、ちゃんとサシエを食っていたので、頭の向きにロッドを倒して、そこから弧を描くように、ロッド起こしてくると、すぐにタモ入れの体制まで持ち込めました。練習するには、ホントにいい相手だったと思います。

ボラで考察

波止釣りとかがメインの人は、エイも当たらん事は無いですが、スレが多いので、エイ釣りで掛かった魚の頭の向きを見切るのは難しいです。波止釣りで掛かった魚の頭の向きを見切る練習をするなら、ボラが最適です。

今期の岸和田一文字なんて、ボラのサイズがイイですから、ちょうど良いわけです。以下のような注意点を記憶しておいて、ボラを相手にしてぜひともスキルアップしてくださいね。(ボラなら、掛けるもの、そんなに難しくないですから・・・)

  1. チヌの卦がある時はボラと遊ぶと、チヌが散ってしまうことがあるので、この場合は、サッサと取り込むか、仕掛けすぐに切ってしまうかがイチオシです
  2. チヌの卦が無くて、ボラが掛かってしまったら、とりあえずロッドを思いっきり立てて、ボラの頭の向きを確認して下さい
  3. その上で、頭の向きとは逆方向に思いっきりロッドで溜めてください。これで、ボラの頭の向きが変わりますが、向きを変えてしまった後では、すごく楽に魚が寄ってくることが解ります。
  4. で、少し緩めて(底方向に)突っ込まして、その時は、逆方向のタメを入れて(要するに竿を立てる)糸は極力出さずに、絞り上げて見てください。(ボラはそんなに厳しくは、よー突っ込まんと思います)
  5. これで、ロッドのポテンシャルとか、魚の頭の向きとかが解るようになります。

エイ釣りがボラの話になりましたが、佐々木氏も非常に参考になったと言ってくれた話です。

ボラは、チヌ釣りの困った外道ですが、ボラから学べることもあるわけです。もちろん、磯の上物のサンノジやイズスミも、こういうスキルアップの研究材料としては申し分ない仕事をしてくれます。

夏の釣りでは、こういう部分に重きを置くと、秋や初冬の良く釣れる時期の欲しかったあの一枚に一歩近づくことができるんですね。

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(波止際では、ヒラスズキの子やメッキなども当たりました)

しかし、この日釣れたエイは、なんていうエイなんですかね?
調べても、ぜんぜん解らんです。こいつ尻尾が無かったので、すぐに解ると思ったんですが、なんやろ?(象さんみたいな顔をしてるでしょう。ゾウエイなんて聞いたことないし・・・笑)

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2011年8月28日

カテゴリー:波止釣り釣行レポート